parksのビジョン。
独立して丸10年を迎えつつあるなか、parksのビジョンを言語化しました。
時間はかかりましたが、「コリンズ・ポラス式ビジョンのフレームワーク」の定義が、これまでに出会ったどの形式よりもしっくり来たので、何度も読んで参考にさせてもらいました。
この方式では、「コアバリューと理念」「パーパス(存在意義)」「ミッション」の3つをあわせた総体が企業にとっての「ビジョン」であり、それぞれの言葉は、次のように定義されています。
コアバリューと理念
・会社の指針となる原則と信条の体系。事業と人生に関する哲学。
・絶対に順守されるべき原則。
・組織のリーダー個人のコアバリューと理念の延長。
パーパス(存在意義)
・組織が存在する根本的理由。
・コアバリューから生まれる。
・組織の行方を照らす星のように、常に努力すべき目標ではあるが、完全に達成されることはない。
・100年に渡って会社の指針となる。
ミッション
・大胆で説得力のある野心的目標。
・明確なゴールと具体的期限がある。達成されると、新たなミッションが設定される。
・4つのタイプがある。 1.目標 2.共通の敵 3.ロールモデル 4.内部変革
そして、これらの定義と何度も向き合いながら考えたparksのビジョンは、次のような言葉になりました。
コアバリューと理念
パーパス(存在意義)
ミッション
こころに火を灯している人は、その火が動力源となり、次の行き先を照らす明かりとなり、その火種をまわりの人たちにもわけて勇気づけ、どこまでも景色を広げていける。
ただポジティブなことばかりではなく、悲しいことや厳しい試練によって広がる奥行きもあると実感しているのですが、「景色の広がり方」と「心の火の灯り方」には深い関連があるように思われ、このビジョン体系へとつながりました。
仕事や暮らしを通して、ここに込めたものを体現できるように、いろいろと実践しながら、さらに考えを突き詰めていけたらと思います。
(久岡 崇裕)